枯山水の会11月例会の報告

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 枯山水の会の11月例会はいつもの会場神戸大学東京六甲クラブで11名の参加のもと開催されました。今回の講師は、最近カメラに入れ込んでいる会員の井関正敏氏。色々なところにも作品を応募し、中には朝日新聞に名前も載るほどのものもあったりと、ぐんぐん腕前を上げているとのこと。ただ漫然とシャッターを押すのでなくて、カメラの性能を最大限引き出して、見る人に感動してもらえるような写真を撮りたいと思っている素人写真家は多い。しかしカメラの備えている機能を使いこなしている人は少ない。そういった我々素人カメラマンに少しでも撮る楽しさを知ってもらいたいということで話をしてもらった。

デジカメになってフィルム代は要らなくなったが、撮りたい対象によって複数のカメラも持ち、替えレンズもいくつか用意していると、経済的にも体力的にも大変だなあという印象であった。(吉村 記)

1.この6年半、カメラをいじり、写真を撮りまくりということをやってきましたが、ボケ防止、運動不足になればと始めたものです。初めは当たり前の風景写真が主でしたが、最近は風景、花、動物、人物などと対象も広げ、それなりに上達したのか、たまには入賞、入選もするようになりました。

 

2.以前はフィルムカメラでしたが、今やデジカメ全盛時代。コンデジ、スマホ、ミラーレス一眼、APS-C一眼、フルサイズ一眼などレベルに応じて様々なものがあります。カメラだけでなく、レンズにも多くの種類があり、何をどう撮るかによって選択するということになります。カメラもレンズもゴルフ道具以上に多くのものがあり、日進月歩なので、研究を怠ることはできないし、三脚、バッグ、各種フィルター、フラッシュ、SDカード、レタッチのソフト、プリンターなども必携なのでなかなか骨が折れるし、費用も嵩みます。

 

3.カメラには、APSM、オートモードやシーンモードなどがあり、どれを使うかの選択がまず必要です。私は柔軟性があるA〈絞り)モードを基本にしていますが、初心者にはオートやPモードが比較的容易です。Aモードでは花を前ボケしたり、逆に景色を奥まで鮮明にしたり(パンフォーカスという)することができやすいので、中上級者はこれで撮ることが多いようです。

 

4.レンズも実に多種多様です。広角から望遠、また単焦点とズームなどに分かれており、それぞれがまた細かく分かれています。どんな被写体をどういう風に撮るかで選択するということになるので、中級者でも少なくとも4〜5種類必要になります。また、カメラメーカーや型が違うとそれぞれに揃えなければなりません。

 

5.対象には、風景、人物(スナップ)、動物、昆虫、花、夜景、滝や渓流、雪景色・・・・と数え上げればきりがありません。天候も様々です。やはり、撮るものによって撮り方の工夫をしなければ、味のある写真を撮ることはできません。今日、拙写真を20枚ばかり持参したので主なものの撮り方を説明します(写真を提示し説明後回覧)。

「花の背景をぼかすには、マクロレンズでF値を下げて開放で撮る(望遠で撮る方法もある)」「走っているスポーツ選手や動物は追尾、流し撮りなどの方法で」「夜景、花火、渓流の流れなどは長時間露光で」などは、そのほんの一例です。

 

6.長年やっておられる方には釈迦に説法だったと思いますが(それどころか私はまだ初級、中級レベルに見えるでしょう)、コンデジやスマホの皆さんは、ぜひミラーレス一眼あたりを手に取ってみて、更に興味がわけば一眼レフにまで進まれたら・・・・と思います。きっと、目に映る世界が広がり、面白くなってくるでしょう。                          (井関正敏 記)