43回生 東西合同同期会を金沢で開催

 

“朋あり遠方より来る、亦た楽しからずや”

中高時代をともに学び人生を語り合った同級生と旧交を温めることは、歳を重ねるごとに無上の喜びとなってきます。

 昭和37年卒の43回生は、東京では「枯山水会」を、関西では「大阪43会」を結成し、それぞれ活動の場をもっていますが、東西合同の会は8年ぶり。そして来年には全員が72歳、中学入学60年を迎えます。

 これを機に、昔に戻って思い切り若返ろう!と、去る10月21日・22日の両日、北陸新幹線が開通し賑わう金沢に総勢25名が参集しました。会場は当地を代表する料亭の一つ「山乃尾」。庭園に囲まれた離れです。

 霜髪の笑顔はたちまち丸坊主頭にタイムスリップ。育んだ友情は年齢を超えて不変であることを実感しつつ、時間が経つのも忘れて話が弾みました。最後に甲陽学院のうた…大地のほてり、われらをつつむ…を熱唱。

 一日目は市内観光。二日目は、赤黄緑に彩られ清々しい大気に満ちた大自然の山々、これを縫うように走る白山白川郷ホワイトロードをバスで周遊。

 人はなにか大きな存在に生かされている仕合せを覚えながら「また会おう、元気で…」と、再会を約して新たな一歩を踏み出しました。

    

出席者

今福宏司   大針洋男   岡本弘之   川口 昭     衣笠隆之   久保猛志   鯉谷信夫  

後藤多聞           小林稔明   鈴木重利   中野昭一   中野正樹     長野恒己  野木 尚 

平井真一   福山慎一      藤本勝司   本庄義信   前田幸介   松村矩雄  南  聰

遊川健三   吉藤賢了   吉村 進   渡邊 功

                           (幹事 福山、小林)

 

五箇山

兼六園

兼六園

瑞泉寺

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次に、今回両監事の御努力で作って配布された旅行ガイドブックが好評だったので、写真など一部割愛して掲載させていただきます。

1. スケジュール

初日 1021()  

 1120JR金沢駅西口(金沢港口)改札出口集合

1130分 金沢駅前(西口)「マンテンホテル金沢」にチェツクイン

12時ホテル発 昼食

「海遊亭」金沢市大工町20 (Tel 076-260-0006)

1330分頃より 

金沢市内を中高校生の修学旅行のように57名の小グループ分かれ、「観光・散策します。

Aコース 長町武家屋敷界隈⇒金沢城公園⇒兼六園⇒ひがし茶屋街

海遊亭(徒歩で)⇒長町武家屋敷跡(徒歩で)⇒バス停尾山神社前(兼六園シャトルバスで)⇒兼六園下で下車⇒金沢城・兼六園⇒兼六園下(周遊バス左回り)⇒橋場町または東山で下車⇒ひがし茶屋町⇒山乃尾

Bコース 金沢21世紀美術館⇒金沢城公園⇒兼六園⇒ひがし茶屋街

海遊亭(徒歩で)⇒片町(周遊バス左回りで)⇒広阪で下車⇒金沢21世紀美術館(徒歩で)⇒兼六園下⇒金沢城・兼六園⇒兼六園下(周遊バス左回り)⇒橋場町または東山で下車⇒ひがし茶屋町⇒山乃尾

Cコース 石川県立歴史博物館⇒石川県立伝統産業工芸館⇒兼六園⇒ひがし茶屋街

海遊亭(徒歩で)⇒片町(周遊バス左回りで)⇒本多町で下車 または、片町(ふらっとバス菊川ルート)⇒歴史博物館⇒兼六園下(周遊バス左回り)⇒橋場町または東山で下車⇒ひがし茶屋町⇒山乃尾

Dコース 寺町寺院群⇒長町武家屋敷界隈⇒金沢城公園⇒ひがし茶屋街

寺町寺院群(徒歩で)⇒長町武家屋敷界隈(徒歩で)⇒バス停尾山神社前(兼六園シャトルバスで)⇒兼六園下で下車⇒金沢城⇒兼六園下(周遊バス左回り)⇒橋場町または東山で下車⇒ひがし茶屋町⇒山乃尾

Eコース 金沢21世紀美術館⇒石川県立歴史博物館⇒石川県立伝統産業工芸館⇒ひがし茶屋街

海遊亭(徒歩で)⇒片町(周遊バス左回りで) ⇒広阪で下車⇒金沢21世紀美術館・石川県立歴史館・石川県立伝統工芸館(徒歩で)⇒兼六園下(周遊バス左回り)⇒橋場町または東山で下車⇒ひがし茶屋町⇒山乃尾

各観光スポットのみどころ

▼長町武家屋敷跡界隈

この界隈は、かつては加賀藩中級武士の居住区です。

木羽板葺きの屋根や黄土色の土塀、表長屋門に設けられた太い竪格子のある武士窓(むしゃまど)などが残り、当時の面影を偲ばせます。

明治以降、一般住宅地として町屋も建てられたが、街の成り立ちは江戸時代のままで、タイムスリップしたような雰囲気が味わえます。

▼兼六園・成巽閣(せいそんかく)

ご存知のように兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園の

ひとつに数えられています。

1676年、加賀五代藩主前田綱紀が蓮池庭を造ったのが始まり。

1819年、藩主前田斉広(なりなが)が拡張、創設。嗣子斉泰が補修。面積10万u。起伏に富み、高所の千歳台、低所の蓮池庭に分かれる。 兼六園の名は松平定信(幕府老中を務めた人物)が、中国北宋時代(11C)の書物『洛陽名園記』に則り、この庭が広大、幽邃、人力、蒼古、水泉、眺望、の六勝を兼ね備える優れたものである、として命名したことによる。

成巽閣は、13代藩主斉泰が、母の真龍院のために造営した御殿。一つの建物に武家書院造りと数寄屋風書院造りを取り入れた珍しい建築様式。重要文化財に指定されています。

▼金沢城公園

初代前田利家から14代にわたる加賀前田家の居城。火災により大部分が焼失し、戦後は金沢大学のキャンパスとなっていたが、近年、公園として整備されました。

面積は28.5万u。石川門や三十間長屋など、藩政期からの遺構も点在し往時をしのばせる。平成13年には、菱櫓、橋爪門続櫓、五十間長屋が復元されています。

▼金沢21世紀美術館

 感性を刺激する体験型アートが楽しい最先端のコンテンポラリーミュージアム。直径113mの円形の建物で、周囲は全面ガラス張り、4つの入り口は出入り自由。展示作品もユニーク。

▼石川県立歴史博物館(入館は16:30まで)

今年春にリニューアルオープン。

石川県の古代から近代まで、歴史と民俗を、実物資料を数多く揃え、臨場感のある展示となっています。建物は旧陸軍の兵器庫で重要文化財。

  ▼石川県立伝統産業工芸館(入館は16:45まで)

珠洲焼や牛首紬、金沢箔など、石川県内の伝統的工芸品36業種を一堂に集めて紹介しています。ミュージアムショップでは、現代生活に合わせた伝統工芸品も販売しています。

▼寺町寺院群(拝観は要予約のところあり)

寺町はその名の通り、約70もの寺院が立ち並ぶエリア。これは三代藩主利常の市中整備によるもので、梵鐘が鳴り響く祈りの町です。

忍者寺とよばれる妙立寺や人骨が塗り込められている地蔵尊の大円寺などの珍しい寺院があります。

▼ひがし茶屋街

ひがし茶屋街は、「にし」「主計町(かずえまち)」とならぶ金沢三茶屋街のひとつ。独特の茶屋建築が整然と建ち並ぶ美しい街並みが魅力です。

今も、藩政時代からの格式高い芸の街としての伝統を守り続けています。

構えは茶屋のままの、和モダーンなカフェ、粋な雑貨ショップもあり、楽しく散策できます。

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18:00  料亭「山乃尾」の宴会場に集合  

▼料亭「山乃尾」

今回の主目的、同期会の会場として厳選しました。

「山乃尾」は希代の食通、北大路魯山人が愛した料亭としても有名です。ひがし茶屋街を見下ろす高台にあり、加賀料理を満喫していただきます。明治23年開業、2千坪の庭園を備えています。

なお、昼食の「海遊亭」は、この料亭の分店。それぞれ料理のメニューが重ならないよう配慮してもらっています。

2日目 1022()

 2日目の貸切バス旅行は、白山麓を石川県の白山比盗_社、白山白川郷ホワイトロードから、岐阜県白川郷、富山県五箇山と巡り、南砺市井波の瑞泉寺を経て金沢に戻ります。

7:00〜7:50  朝食

8:00       ホテルを出発

8:40       白山比盗_社着(滞在30分)

▼白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)

ここ白山比盗_社は、全国に約3,000社ある白山神社(はくさんじんじゃ)の総本山で、加賀國の一宮です。境内には古木が繁り、荘厳な社殿が並んでいます。

比叡山の支配下におかれた修験者の根拠地で、この修験者達によって白山信仰が広められ、各地の白山神社がひらかれました。

石川、福井、岐阜の3県にまたがる白山(2,702m)は、1年の半分が白い雪でおおわれ、気高く美しい姿をしており、富士山、立山とならぶ三霊山の一つとされています。

この山の神である菊理媛神(くくりひめのかみ)をまつるのがこの神社です。

菊理媛神は、日本書紀に記された神話の一場面に登場します。

山の神は豊かな水をもたらし、人びとの生活を支えてくれると考えられたことによって、五穀豊穣、生業繁栄、家内安全などのご利益があるとされています。

最初に訪れる当神社で、まず、厄と穢れを祓っていただきましょう。

9:10   白山比盗_社を出発 国道157号、瀬女(せな)から国道360号を経て

9:50   白山白川郷ホワイトロード「中宮料金所」入口

12:00  五箇山、相倉(あいのくら)集落着

▼白山白川郷ホワイトロードを経て五箇山へ

この道路は最近まで「白山スーパー林道」と呼ばれていました。

石川県白山市と岐阜県北西部の白川郷を結ぶ約25km(標高6001.450m)の道路です。

霊峰白山の大自然、ブナの原生林、勇壮な姥ケ滝、ふくべの大滝などが待っています。紅葉のトップシーズンに巡り合えれば最高です。

白山の麗姿は、とがの木台駐車場から、白川郷合掌造り集落112棟は、白川郷展望台から眺めて、富山県側にあるもう一つの世界遺産「五箇山合掌造り集落」相倉に向かいます。

白川郷は庄川の上流域、五箇山は同じ庄川の中流域にあります。どちらも20年前に世界文化遺産として登録されました。

12:00〜13:30  (五箇山相倉に1時間30分滞在)

▼五箇山合掌造り集落 と 重要文化財の村上家見学

まず「拾遍舎(じっぺんしゃ)」で昼食をとります。風味豊かなそばで知られているお店です。噛むほどに、ほんのりと甘みが広がる逸品とか。

五箇山は、相倉地区に23棟、菅沼地区に9棟の合掌造りが現存しています。約100年〜200年前のものが多いということですが、なかでも相倉の村上家は400年前に建造され、今も当時の4階建てで、そのまま残っています。

合掌造りの屋根は厳しい自然に耐えるように、90度の急勾配で断面は正三角形に近い、雪が滑りやすい強固な造りです。さらに、生活の場と生業の場が一つになった、生きる知恵が生んだ建物です。相倉・菅沼地区には80人が生活しています。

五箇山のお土産には、この地域が誇る五箇山和紙、五箇山豆腐、清酒三笑楽、こきりこ踊りにも使われる藁靴ささら、などがあります。

13:30  五箇山相倉を出発

14:10  南砺市の井波着

瑞泉寺参詣と八日町通り散策(滞在1時間)

この旅の最後の井波は、お寺と日本一の規模を誇る木彫りの里です。

古刹、真宗大谷派井波別院「瑞泉寺」に参詣し、このあと、門前町として栄えてきた八日町通りを散策します。一般の旅行案内書には紹介されていませんが、

必見のスポットです。ご期待ください。

※井波彫刻の歴史

1763年に焼失した瑞泉寺を再興する際、京都の本願寺御用彫刻師・前川三四郎が派遣され、地元の大工がその技術を習得したことに始まります。

欄間や衝立、獅子頭、天神様などの木彫は、荒彫りから仕上げまで200本以上のノミ、彫刻刀を駆使する高度なワザです。国の伝統的工芸品に指定されています。

▼瑞泉寺

北陸浄土宗の拠点として600年の歴史を誇ります。

本願寺第5代綽如上人(しゃくにょしょうにん)によって1390年に建立されました。

現在の本堂は幾度もの火災を経て、明治18年に再建されたもので、北陸最大級の伽藍です。勅使門にある「獅子の子落とし」をはじめ、本堂、太子堂など井波彫刻の粋が集結しています。

よくお詣りして、元気で長生き、極楽往生をお願いしましょう。

 ▼八日町通り

瑞泉寺前のゆるやかなさかみちに石畳が敷かれ、古い街並みが落ち着いた風情を醸し出しています。この通りには多くの彫刻工房が軒を連ねており、職人が振るう木槌の音があちこちから聞こえてくるはずです。

15:10  井波を出発

16:00  JR金沢駅に戻り、解散。